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公図の見方

不動産の情報は、登記事項証明書だけではなく、公図からも確認しましょう。

公図は、敷地の範囲を示す図面です。これも法務局で入手できます。

さて、問題はどう見るかです。ポイントは以下の2つです。

●敷地の範囲と形状
●前面道路との関係

敷地の範囲と形状

公図における敷地の範囲と形状が現地調査と異なる場合があります。

公図と現地調査の内容が違う場合は、何故違うのかを確認します。確認の方法は、まず当事者へのヒアリングすることです。それでも分からない場合には、土地家屋調査士などの専門家を入れて敷地範囲と形状を把握する必要があります。

前面道路との関係

この情報も、再び建物が建てられるかどうかに関係するため重要です。

●前面道路は公道か私道か
●公図上道路と敷地が接しているか

この2点に注意して公図を見ましょう。

公道か私道かを見極めは、前面道路に「地番」が振られているかどうかで確認します。
地番がない場合:

公道と考えられます。

地番がある場合:

地番がある場合は、その地番の要約書(or登記事項証明書)を取得します。
もし、個人名や企業名が出てきた場合は、道路としての使用許可や上下水道などのライフラインを通すための許可(承諾書)を取る必要が出てきます。(所有者が国や都道府県、市区町村なら問題ありません。)

次に、道路と敷地が公図上でつながっているかもみます。繋がっていれば問題ありません。つながっていなければ、接道義務(建物を建てる場合、敷地が道路に接していなければならないというもの)を満たしていないので、建物が建ちません。

その場合は、第三者の所有地を買い取るか、借りるなどして利用できる状態にしなければ、問題を解決していくことになります。

ではまた。

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