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不動産投資の仕組み(カラクリ)(6)~相談すべき人は誰か~

こんにちは。

ここ何回かに分けて不動産投資
というテーマを取り上げてきました。

私自身は、不動産投資物件の
販売を生業としているわけではありません。

「不動産投資」そのものについては、
ネットで検索すれば、業界歴○○年!
といった専門家がいらっしゃり、
解説されているサイトも多数あります。

ではもし、あなたが本格的に
不動産投資を検討するとなったとき、
相談すべき相手は誰でしょうか。

業界歴○○年!の人であれば、
信頼に値するでしょうか。

確かにアドバイザーの経験値というのは、
あなたが最良な選択をする上での
一つの判断材料です。

ただ、筆者はそれ以外にも
大事な基準があるのではないか、
と考えています。

それは、
「あなたのアドバイザーが、
何によって対価を得ているのか」
ということです。

つまり、

アドバイスする人の目的
を考えなければなりません。

そのアドバイザーが“売り手(販売者)”
としての顔を持っている場合、
その人の最終的な目的は、
あなたに売ることです。

あなたがその人から買った時点で、
その人には手数料(コミッション)を獲得し、
目的は達成されるわけです。

販売価格が高ければ、
その分受け取るコミッションが
高くなるわけですから、
「少しでも高く売ろう」
というインセンティブが働きます。

そして、一旦売ってしまえば、
極端な話、それ以降にあなたに
起こりうるさまざまなリスクに
どう対処したらいいか、
といったことは、
もはや「どーでもいい」わけです。

では、中立的な立場とされる
ファイナンシャル・プランナー(FP)
の資格を持っている人であれば安心でしょうか。

ここでも考え方は同じです。

もしその人が、不動産会社に
属しているFPであれば、
物件を売って手数料を稼ぐことが目的です。

銀行(金融機関)に属しているFPであれば、
不動産融資をして金利収入を得ることが目的です。

らがあなたに親切に
アドバイスしてくれるのは、
コミッション(手数料)という
“おいしい果実”があるから。

だから、いくらでも“無料で”
アドバイスしてくれるわけです。

確かに、無料でアドバイスが
受けられるのは嬉しいですが、
でもそれは本当に“あなたの側”
に立ったアドバイスになっているでしょうか。

仮に、“あなたの側”に立って、
収益性の分析はもちろんのこと、
資金計画づくり・リスクへの対処法・契約書
の見方・相続の観点からの評価・・・

などトータルな面から“有料で”
アドバイスが受けられるとしたらどうでしょう。

この場合、アドバイザーの目的は、
あなたに不動産を販売して
“コミッション”を得ることではなく、
あなたにベストのアドバイス
行うことに対する“フィー”を得ることです。

アドバイザーにとっては、
もしあなたがフィーに見合う
結果が得られなければ、
直ぐに切られてしまうので、
「ベストなサービスを提供しよう」
というインセンティブが働きます。

つまるところ、

)“無料で”(売り手の)アドバイスを
受けて意思決定したが、
後々(リスクが顕在化し)トラブルが発生し、
トータルでは割高な投資になる

2) “有料で”アドバイスを受けたお陰で、
リスクが軽減でき、
トータルでは割安な投資になる

どちらがいいかということになります。

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