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売主が泣き、不動産会社が嗤う仕組み(カラクリ)

140827_泣きっ面に・・・
昨日のエントリーでは、

・不動産会社が斡旋した買取り業者への売却は、サイテーな方法
・売却価格は、相場から30%ほど割引いた金額にしかならない
・買取り業者の斡旋には、不動産会社が手数料(売上)を増やす仕組み(カラクリ)が存在する

ということを書きました。

もちろん、買取り業者への売却は、
デメリットだけではありません。

売却することを
「近所の人などに知られたくない。」
という方にはメリットと言えます。

それぞれ事情がありますからね。

また他にも、

●面倒な手間をかけずに売却したい
●一般の人にウチの中を見られたくない
●瑕疵担保責任を負いたくない

という人にはいいかも知れません。

ただ、その代わりに
「少しでも高値で売却」
ということは手放さなければなりませんね。

売主の事情ですから、仕方がありません。

買取り業者の斡旋で不動産会社が
手数料(売上)を増やす仕組み(カラクリ)

ところで、不動産会社が斡旋した買取り業者への売却は、
サイテーな方法であると書きました。

今日はそこに焦点を当てて書き進めます。

先日、両手取引とは何かということを説明しました。

実は、この両手取引の仕組みを利用して、
不動産会社は更に儲けることができます。

これって更にサイテーな売却方法です。

まず、不動産会社と買取り業者が結託します。

そして、以下で説明する
2つの売買取引を実現させることで、
不動産会社が手数料を
増やすことができる仕組み(カラクリ)です。

——————————-
■第一の取引
——————————-

まず、
売主をあなた、
買主を買取り業者として、
両手取引を成立させます。

これによって、不動産会社は、
売主と買取り業者の両方から
3%+6万円(税別)の手数料
が得られます。

▼例えば、

最初に売主から3,000万円で
仲介を依頼された物件を、
2,000万円で結託した買取り業者に買取らせます。

この取引で不動産会社が得る手数料は、132万円です(①)。

両手取引で売主・買主の両方から
手数料を得るわけですからね。

計算式で書くと、
(2,000万円×3%+6万円)×2となります。

——————————-
■第二の取引
——————————-

今度は、買取り業者が売主となります。

そして不動産会社が見つけた顧客を買主として、
再び両手取引を成立させます。

▼例えば、

最初の買取り業者が今度は売主として、
3,000万円で新たな買主に売却した場合、
不動産会社が手にする手数料は、
192万円です(②)。

計算式で書くと、
(3,000万円×3%+6万円)×2となります。

①と②を合計すると、
手数料は324万円になります。

売主は、業者への売却ということで、
相場の70%~75%で買い叩かれた挙句、
売主のことを全く考えていないこの不動産会社に、
手数料まで支払うことになるのです。

不動産会社は、
1つの物件で両手取引を2回行っているわけですから、
合計4回分の手数料を得られます。

これが、買取り業者の斡旋で、
不動産会社が手数料(売上)を増やす
仕組み(カラクリ)なのです。

なんだかな・・・ですよね。

今日のなるほど!!

・不動産会社から斡旋された買取り業者に自宅を売却してしまうのは、最もバカらしい取引
・売主にメリットはほぼないと言っていい
・不動産会社は、両手取引の仕組みを利用して、更に儲けることが可能

 

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