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不動産の共有関係を解消する際の注意点

先日のエントリーでは、
不動産の共有関係を解消する方法として、
以下の4つを取り上げました。

1)現物分割
2)代償金による分割
3)換価による分割
4)価額賠償による分

今回は、具体的に進める際の注意点についてです。

例えば、母親名義になっている実家の不動産を、
子ども2人で実家を相続するケースで考えてみます(父親は既に故人)。

まず、出発点としては、関係当事者(母親・兄弟(姉妹)で
よく話し合いましょう。

しかし、具体的な解決策を当事者が持っていない場合
もあるのではないでしょうか。

そこで、まず誰かに相談することになるのですが、
最初に相談する相手を間違えてはいけません。

例えば、弁護士。

弁護士は、もちろん法律の専門家です。

法律的にどうしたらよいかを教えてくれます。

ただ、弁護士にとって望ましいカタチは、
相続人である兄弟の間で話がまとまらずに揉めて、
裁判上で解決をすることです。

具体的には、共有物分割請求訴訟を
行うという方法があります。

話が紛糾すればするほど、
弁護士に支払う報酬も、
タクシーのメーターが上がるように、
上がることになります。

141028_taxi meter

従って、既に以下のようなケース以外は、
最初に相談すべき相手ではないかもしれませんね。

●不動産を売却して現金化したいが、
他の共有持分者が協力してくれない

●他の共有者の持分を買い取りたいが、
他の共有持分者が応じてくれない

●共有不動産の利用方法や収益の分配などについて、
他の共有者と意見が対立している

相続・共有不動産の取り扱いについては、
法的な理解が必要です。

ただ、その前には、

●当事者間でよく話し合う

●取る手段による結果を、
数値的に試算(シミュレーション)しておく

ということをやっておく必要がありますよね。

そうそう、余談ながら、
タクシーに関する古いジョークにはこんなのがあります。

ご紹介しておきますね。
141028_yellowcab(2)

ニューヨークで日本人がタクシーに乗った。

しばらくすると、
一台のトヨタ車がタクシーを追い越していった。

日本人は自慢げにこう言った。

「やっぱり速いね。日本製だからねv」

またしばらくすると、
一台のミツビシ車がタクシーを追い越していった。

日本人は自慢げにこう言った。

「やっぱり速いね。日本製だからねv」

またしばらくすると、
一台のホンダ車がタクシーを追い越していった。

日本人は自慢げにこう言った。

「やっぱり速いね。日本製だからねv」

そうこうしているうちに
タクシーは目的地に着いた。

日本人が料金を尋ねると、
運転手はかなりの高額を要求した。

日本人は運転手に文句を言った。

「いくら何でもそれは高すぎる!」

すると運転手は、料金メーターを指さしてこう言った。

「速いだろう? これ日本製だからねw」

今日はこの辺で。

ではまた。

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