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戸建て・マンション売却における取得費の計算事例

昨日のエントリーでは、
マイホームを売却する際の
建物の取得費の計算例を取り上げました。

取得費=購入時の金額-減価償却費

で計算されるのでしたね。

■建物構造別の耐用年数・償却率

前回、減価償却費を計算する上で必要となる構造別の耐用年数・償却率の表を挿入しましたが、もう少し詳細な表を作成しましたので、こちらをご参照くださいね。

▼建物構造別の耐用年数と償却率
141009_償却率

■建物の取得費と減価償却費の関係

先日のエントリーでは、新築購入時2,000万円(20,000千円)した木造住宅を売却するケースを考えました。14年後に売却したら減価償却費はどのように計算するのか、また取得費がいくらになるのかを見たわけです。

文字や数式だけだと分かりづらいかもしれませんので、チャート化してみました。

141009_経過年数と取得費の関係

年数が経過する

減価償却費が上昇する

取得費が下がる

という関係になっているのですね。

取得費が下がるということは、

譲渡所得金額
=収入金額-(取得費+譲渡費用)-特別控除額

で計算される譲渡所得金額が上がる要因となるということですね。

■事例(鉄筋コンクリート造のマンションの場合)

今度は、鉄筋コンクリート造のマンションを売却する場合の取得費を考えてみましょう。仕組みは同じです。

上記の表から償却率(D)は、0.015です。

30,000千円したマンションを14年経過した時点で売却した場合、減価償却費は以下のように計算できます。

減価償却費
=購入時の金額×0.9×償却率×経過年数
=30,000千円×0.9×0.015×14年
=5,670千円

従って、

取得費
=購入時の金額-減価償却費
=30,000千円-5,670千円
=24,330千円

ですね。
ではまた。

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