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失敗しない住宅選びのコツ(2) 見学前に検討すること(自己資金)

失敗する住宅選び

昨日のエントリーでは、住宅選びに際して、以下のような流れで住宅選びをすると、失敗する可能性があると書きました。

●マイホームが欲しいと思う
●ネットやチラシで情報を集める
●見学しに行き、気に入ったから申込む
●住宅ローンをめいっぱい組む
(実際、結構な額を借りることができちゃいます)
●購入する

なぜこれがマズいのかというと、考慮してない項目があったり、検討する順序が違ったりするからです。なんとなく見て、なんとなく選んで、購入後で現実に気づいて、後悔してしまう人が少なくありません。物件を見学しに行く前に、やるべきことがあるのです。

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物件の見学前にすべきこと

物件の見学前に、購入者がまずするのは資金計画です。つまり、資金を、“どこから・いくら調達するのか”、そしてその資金を、“何に・いくら振り向けるのか”ということを具体的な数字としてエクセルなどに落とし込んでおくことが肝要です。

具体的には、以下の質問に答えることになります。

●自己資金はいくら準備できるか
●借入可能額がいくらか(住宅ローンを組む場合)
●諸費用をいくら見積もっておくか

これらのことが分かると、物件の「購入可能金額」が見えてきます

今、自己資金・借入可能額・諸費用・購入可能金額というキーワードが出てきましたが、これらの金額を一つ一つ算出するにも、いろいろと検討するポイントがあります。

■自己資金

自己資金は、自分で準備できる資金ですね。親からの資金援助がある場合は、贈与税や税制の特典なども考慮しましょう。

自己資金によって、住宅の購入資金の全額もしくは一部を賄うことになります。この時の注意点としては、自己資金を使うことで、手元に現金が残らなくなるのであれば、無理は禁物です。

といいのも、購入後には、引越しやら、家具の購入やらで、手元からお金がどんどん無くなってきます。そんなときに、手元に資金がなければ、別途借入れる必要も出てきます。

その場合のローンは、住宅ローンではありません。住宅ローンは、金利が低いですが、それ以外のローンは、金利が高いです。金利水準のイメージは、住宅ローンの適用金利が1-3%くらいだとすると、住宅ローン以外の借入れ金利は、5-8%くらいします。

例えば、住宅購入後に、200万円が急に必要になったとします。手元に資金は残っていません。その場合、別途借入れをします。仮に適用金利8%で2年間借りたとすると、金利負担分は17万円にも及びます。(下表ご参照)

141116_loan試算
もし、調達コストの低い住宅ローンで借入しておけば、金利負担はこれ程高くはありません。また、住宅購入後でも手元にある程度の資金が残っています。何かの支出の時には、手元の自己資金を使えばいいのです。もちろん、自己資金ですから金利負担はありません。

自己資金がゼロで購入するというもの考え物ですが、かといって手元の自己資金を全額使ってしまうのも問題なのです。

今日はこの辺で。

ではまた。

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