*

登記事項証明書の見方 ~表題部はここに注目~

登記事項証明書(登記簿謄本)は、個人でいうところの戸籍のようなものです。

登記事項証明書を見ると、その不動産(土地や建物)についていろいろな情報が見て取れます。

例えば・・・

・誰が所有者なのか
・どこの金融機関でいくらの抵当権が設定されているのか
・(固定資産税の未納などで)差し押さえされているのか



といったことが分かります。

かなりプライバシーにかかわる情報ですが、誰でも自由に閲覧・請求ができてしまいます。

個人の戸籍もプライベートな情報が満載ですが、登記事項証明書と異なり、他人が勝手に請求できません。ここが大きな違いです。

表題部の記載事項

登記事項証明書は、
●表題部
●権利部(甲区)
●権利部(乙区)
の順に記載されています。

141125_登記事項証明書の構成

土地の表題部には、所在、地番、地目(宅地、田、畑等)、地積(面積)が記載されています。

建物の表題部には、建物の場合 所在、地番、家屋番号、種類(居宅、工場) 構 造(木造瓦葺2階建等)床面積が記載されています。

表題部の見方

情報は誰でも取れます。でも見方を知らなければ意味がありません。土地を購入する場合、例えば表題部ではどんな見方をすればいいでしょうか。

141125_表題部2

土地の場合、「地目」にも注目しましょう。地目は、「田」「畑」「宅地」「山林」「原野」など全部で21種類あります。

住宅を取得する場合、地盤の強さが気になるところです。もし宅地ではなく、「田」となっている場合は、地盤としてはあまり強くないのではないかと考えます。

仮に「宅地」となっている場合でも、過去に「田」であったものを、地目変更の登記をして「宅地」となったことも考えられます。

この場合は、昔の地図や地歴の変遷をたどることで、もともとどんな土地だったかを把握することができます。

地名に、川とか田とか水とかついている場合は、その場所は以前、「宅地」以外であった可能性があるでしょう。

表題部の一つの見方としての参考まで。

ではまた。

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文

adsense レクタングル

関連記事

住んでいる街の洪水危険度

最近、大気が不安定になり、大雨特別警報などの警報や注意報が出され、洪水による浸水被害や土砂災害が全国

記事を読む

戸建て・マンション売却における取得費の計算事例

昨日のエントリーでは、 マイホームを売却する際の 建物の取得費の計算例を取り上げました。

記事を読む

相続対策としての土地活用のカラクリ(序章)

昨夜は、友人が設立したNPO法人の設立総会に出席してきました。 「みらいびと」というNPO法人

記事を読む

単身世帯は広い家、大家族は狭い家

新築の住宅を取得する“住宅投資”は、 経済波及効果が高いと“信じられて”います。 個人には“

記事を読む

不動産の売却価格と時間との関係

■売主の売却希望価格 不動産を売却する売主にとっては、売却価格が高いに越したことはありません。

記事を読む

土地と建物を一括で売却した際、建物の取得費はいくらになる?

昨日は大切な仲間と一杯。北千住の「大はし」さんへ。 名物の肉豆腐で舌鼓。 さ

記事を読む

住宅取得に際しての課題とその対応方法

昨日までのエントリーは、 賃貸派であった筆者が、 結局、マイホームを取得することになった

記事を読む

査定依頼しなくても、自分で簡単に売却可能価格を知る方法

不動産の売却可能額(相場)は、 不動産会社に尋ねなければ、 全く見当がつかないでしょうか。

記事を読む

不動産の共有関係を解消する方法

あなたの不動産は、 あなた一人だけが所有しているものでしょうか。 それとも、 他の誰かと共

記事を読む

自宅売却で、不動産会社と契約を結ぶまでの流れ

自宅(戸建・マンション)を売却する時、売主だけで、買主を見つけるのは困難です。そこで通常、不動産会社

記事を読む

adsense レクタングル

adsense レクタングル

 
no image
住宅ローンの借り換えの好機

長期金利の低下を受けて、 住宅ローンの借換えをしました。 10

no image
フィリピンの一等地(マカティ)での不動産投資

昨日のエントリーでは、海外不動産に投資する際には、 十分に注

no image
海外不動産投資には要注意

海外の不動産投資に興味がありますか? 先日、海外不動産のセミナー

法律行為を行えない人が相続人にいる場合の遺産分割協議(2)

遺産分割の協議をしようとしても、相続人の中に、法律行為を行えない人がい

着眼大局、着手小局 小さな歯車を回し続けること

「平成進化論」という読者数20万人を誇るメルマガを毎日配信されている、

→もっと見る

  • 筆者:nobu
    このブログについての詳しい説明はこちら

    お問い合わせ
PAGE TOP ↑